600mm級の透明カッターガイド【自作】

  • 2018.02.14 Wednesday
  • 20:50

『カッターガイド』あると便利だし、
DIYする材料の種類によっては、必須とも言える道具のひとつです。
私も何本か持っていますし、DIY精神で改良もしています。
さて、
この『カッターガイド』、透明のアクリル素材か何かでできたもので、
長さが550mmを超えるものが欲しくなったんですね。
というのは、
ダイソーで売っているポリプロピレン・シートの長辺が550mmなんですよ。
ところがそのサイズの『カッターガイド』が無いのです。
色々と探しました。
ネットでも検索を何度も繰り返しましたし、
実店舗にも何軒か足を運んで探してみました。
店員さんにも尋ねてみましたが、皆無なのです。
一番長いもので、510mmというものしか見つかりませんでした。

ならばと、「Do It Yourself !」の精神で作ってしまおう。というのが、
今回のお題です。

<完成写真(第一段階)>



<準備>

  • 材料
    • アクリル板(5×50×1,000mm)
    • 部品 ステンレス細板エルアングルEX45cm用(シンワ測定)

      長さ約615mm。幅約5mm。厚み約1mm。
      「シンワ測定」というメーカーが製造している、「エルアングルEX45cm」という製品の補修用部品です。これを流用します。
      貼り付け用のテープが既に貼ってあり、工程も楽になります。

  • 道具

    • ジャンボアングル(マンテン/長さ900mm)

      今は亡き「マンテン」製のジャンボアングルです。
      これを治具代わりにします。

    • バネクランプ(100サイズ×2個、25サイズ×2個)
    • 赤鉛筆

      最近お気に入りの銘柄は「三菱鉛筆」の「7700」。
      芯が硬くて欠けにくいので重宝します。

    • 曲尺

      「かねじゃく」と読む。
      直角に線を引くのに使います。

    • マイターボックス

      鋸を真っ直ぐに引くのに重宝します。

    • 鋸(プラスチック向け)

      今回切る素材はアクリルなので、プラスチック向けの刃を使います。
      木工用のもので代用するよりも切り口が綺麗に仕上がります。

    • 研磨ブロック

      研磨紙を挟んで使うもので、平らに研磨したい時には重宝します。

    • 研磨紙(#1000)

      今回は、面取りとバリ取りに使いました。
      #1000番くらいで丁度良いと思います。

    • テーブル

      治具を固定するのに使いました。

<工程>

  1. まず先に、
    アクリルの板の側面、幅5mmという狭い箇所に、
    幅5mmのステンレスの板を真っ直ぐに貼ります。
    • 傷つき防止の保護シートはまだ剥がしません。
      あとで剥がします。
    • 普通に手だけでやると、至難の技になりますので、
      治具を使います。
      今回は、ジャンボアングルを使いましたが、
      平らで真っ直ぐなものであれば、代用できます。
    1. まず、テーブルなどの端に
      治具代わりのジャンボアングルを引っ掛けます。
    2. ジャンボアングルの面に、アクリル板を重ねて、
      バネクランプ(25サイズ)で両端を固定します。


    3. ステンレス細板の薄利紙を剥がして
      ジャンボアングルの面を基準にして、
      アクリルの板の側面にぴったりとズレ無く貼ってやります。
      この時、長辺は治具に添う事でぴったりと合わせられますが、
      端は合わせ辛いので、
      1〜2mmほどステンレス細板の方をわざと内側にずらします。

      そうする事によって、実際に完成品を使用する際に、
      「引っ掛かり」を軽減する事ができます。
    4. バネクランプを外して、治具から取り外したアクリル板に
      しっかりとステンレス細板が張り付くように、
      上から強く押さえてやります
  2. 次に、
    アクリル板を切り詰めます。
    • 今回の材料は、
      ステンレス細板の長さが約615mmで、
      アクリル板の長さが1,000mmなので、
      アクリル板の方を切り詰めて長さを揃えてやります。
    1. まず、切断線を保護シートの上に書きます。
      この時、曲尺を使えば直角に線を引けます。
      ステンレス細板の端より、1〜2mmほどわざと外側に
      ずらします。

      そうする事によって、実際に完成品を使用する際に、
      「引っ掛かり」を軽減する事ができます。
    2. マイターボックスにバネクランプでしっかりと固定します。

    3. プラスチック向けの鋸を使って、
      切断線で真っ直ぐ垂直に切ります。
  3. バリ取りと面取りをします。
    • アクリル板の切断箇所にバリが出ているかもしれません。
      それと、ステンレス細板の両端は、バリが付いています。
      これらを研磨紙(#1000程度)で削り取ります。
    • アクリル板の両端や角などを
      1mm未満でも僅かに面取りしてやる事によって、
      手触りがマイルドになります。

これで、第一段階としては完成です。
このままでも、カッターガイドとしては使えますが、
より使いやすく安全にするために、第二段階へと改良をします。
その経緯は、また後日。

<完成>



<あとがき>

今回の材料は、入手が困難なものになるようです。
まず、 このサイズの定規状のアクリル板が、
ネットで探しても全くみつかりませんでした。
(私は東急ハンズで見つけたが、ネットでは注文できないようだ)
オーダーメイドで、より大きな板から切り出すしかないようです。
近所のホームセンター二軒を見てきましたが、やはり同じ状況です。
切り出すのであれば、
今回の例の5×50×1,000mmというサイズは効率が悪く、
一辺が600mmのものから切り出した方が効率が良いのです。が、
それと、
このサイズのステンレス細板も、
既成のサイズ以外はほぼ入手できないようです。
つまり、
アクリル板を少しでも効率よく切り出そうとして、
長さ600mmにするには、
ステンレス細板の方を600mm未満でなくては勝手が悪くなります。
ステンレス細板の丁度良いサイズをオーダーメイドできないか、
何軒か当たってみましたが、単価が高くなってしまうか、
そもそもが細すぎて加工できないという返答ばかりでした。
なので、
既製品の
「部品 ステンレス細板エルアングルEX45cm用(シンワ測定)」が、
長さ約615mmなので、これを切り詰めてやった方が、
全体の効率が良くなります。

そこで、
私がこのアクリル板の切り出しと、
ステンレス細板の購入をまとめて行い、単価を下げ、
欲しい人に有償でお裾分けする形にできないかと、模索中です。
第二段階の材料についても同様にして、
「600mm級カッターガイドの制作『キット』」として
ご用意できないかと考えています。

第一段階の材料は、合計¥1,000程度頂ければ、
私は割り損にならずに済みそうです。
¥1,000を割れれば良いかと模索中です。
第二段階の材料は第一段階の材料と合算で、¥2,000程度頂ければ、
私は割り損にならずに済みそうです。
¥2,000を割れれば良いかと模索中です。
どちらにしても、
それとは別に送料が掛かってしまいますが、これは
ゆうパックの80サイズで行けそうなので、
持ち込み割引が入って都内なら¥780でしょうか。
(差出地は東京都になります)
この材料が欲しくても手に入れ辛いという方は、
私にご一報ください。
この記事の下部のコメントより投稿していただくか、
メールフォームより打診頂ければ、
お分けできるように努めさせていただきます。
ただ、準備に日数が掛かってしまいますので、ご了承ください。
通常のネット通販のように潤沢な在庫や迅速な発送ができません。
あくまで、個人の有志による好意だと捉えて頂きたく思います。


 


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SSDのスペーサー自作と原価計算 その2

  • 2018.02.11 Sunday
  • 21:55

以前、SSDのスペーサーを自作して失敗した記事を書きました。
SSDのスペーサー自作と原価計算
今回はその第二弾になります。

今回は、
アルミ製の針金を骨にして、アルミテープで肉付け、
厚みを合わせるという方法にしました。

<完成写真>



<準備>

  • 計測
  • 前回は、これを怠った為に失敗しました。
    今回は、改めて確かめる意味を込めて、SSDの厚みを計測します。

    SSDの厚みは「6.7mm」である。
    ネジ穴の周り対して、本体部分が若干薄く
    「6.5mm」であったが、ケースに収めた時の
    考慮すべき厚みは、最大部分で考えなくてはならない。

  • 材料

  • アルミ線(太さ2.0mm)
  • 太さ2.5mmの方が肉付けが少なくて済むのだが、
    今回は、2.5mmの手持ちがなく、
    また、新たに購入する費用を極力抑える為に、
    百均で入手可能なものを使用しました。
    (ダイソーで太さ2.5mmが売っているらしいという情報もあったのだが、実際に店舗に探しに行ったが在庫していなかった)

  • アルミテープ(厚み40ミクロン=0.04mm/幅50mm)
  • これも、厚みがある方が、
    肉付けの巻き数が少なくて済むのだが、
    百均で入手可能なもので、尚且つ、
    厚みの表記があるものを選択しました。

  • 両面テープ(厚み0.09mm)
  • 当初の計算では、
    厚み0.125mmのものを使おうと考えていたのですが、
    実際には、計算よりも厚みが増したため、
    急遽、手持ちで一番薄いものに変更しました。
    新たに購入する場合は、百均のもので充分です。
    厚みが明記されていれば良く、
    アルミテープの巻き数で調整できす。

材料を全て新規に購入すると、¥324となり、
あまり安上がりになっていないようにも感じるかもしれないが
この材料で、同じものを幾つも作れるので、
ちゃんとした原価計算をすれば安上がりになります。

  • 計算
  • 9.5mm−SSDの厚み6.7mm=2.8mm ←これが目標
    2.8mm−アルミ線の太さ2.0mm=0.8mm ←肉付け
  • ここで、両面テープの厚み分を考量します。
    手持ちのもので、
    丁度、0.04mmの倍数に近いものは、0.125mmのものでした。
    そこで、アルミテープの巻き数を17枚とし、
    両面テープの厚みを加えると、
    (0.04mm×17枚)+0.125mm=0.805mm
    となるので、誤差0.005mm余分に厚い事になるので
    この計算で行く事にします。
    (実際には、計算よりも厚くなってしまったので、別の両面テープに変える事となったのだが)
  • 道具

  • ノギス
  • SSDの厚みを測るのに使いました。

  • スケール
  • 長さを測るのに使いました。
    コンベックス型が使いやすくて良いが、
    今回は直尺型のものでも可。

  • 番線カッター
  • アルミ線を切るのに使いました。
    アルミ線は比較的柔らかいので、
    ニッパーでも切れると思いますが
    こういうものを切るときは番線カッターを使う癖を
    つけた方が良いです。
    うっかりミスを防ぐ為に。

  • 普通のハサミ
  • アルミテープを切るのに使いました。

  • 普通のカッター
  • アルミテープを切るのに使いました。

  • カッターマット
  • アルミテープを切るのに使いました。

  • 押さえローラー
  • アルミテープを圧着させて厚みを整えるのに使いました。

<工程>

  1. まず、SSDの厚みを確かめます。
    一番厚い部分で「6.7mm」あります。
  2. 計算して、材料のアルミテープを何枚巻けば良いか計画を立てます。
    17枚巻く事に決めます。(計算内容は前述)
  3. アルミ線を適当な長さで、SSDよりやや小さい長方形を作ります。

  4. 上記の長方形のアルミ線の内側に入れる分のアルミ線を切り出し、
    (長さ50mmを2本と、80mmを2本)
    真っ直ぐにします。
  5. 上記の50mmのアルミ線を長方形短辺の内側にして、
    アルミテープで巻いて行きます。
    巻き数は全部で17枚なので、
    貼り始めの面側が9枚、裏側が8枚になります。
    (周数で言えば、8周半になる)
  6. 反対側の長方形短辺の内側にも、50mmのアルミ線を入れて
    同様にアルミテープを巻きます。
  7. 短辺側は、丁度アルミテープの幅と同じだったので、
    そのまま巻けば良かったのですが、
    長辺側は、長さと合いませんので、
    アルミテープの長さを合わせて80mmに切り、横長に巻いてやります。
    (80mmのアルミ線を長方形の内側に入れて巻く)
    1枚では足りないのですが、巻いたら一旦、反対側に作業を移します。
  8. 反対側の長辺も同様に巻きます。
  9. 長辺側は、1枚では足りなかったので、
    もう1枚ずつ長さ80mmのアルミテープを巻きましたが、
    まだ足りなかったので、更にもう1枚切り出して巻きました。
  10. 長辺側も、裏表合わせて17枚巻いてやったら、
    アルミテープの余っている部分はカッターで切り落とします。
    (ハサミだと真っ直ぐ切り辛い)
  11. ここで一旦厚みを測ってみたら「3.0mm以上」ありました。
    アルミテープが密着していないで、無駄な隙間があるのでしょう。
  12. 平らなテーブルの上などに置いて、
    押さえローラーで圧着してやります。
    (何度も力任せに押さえつけたのだが、計算通りの「2.68mm」にはならなかった)

  13. なんとか、「2.7mmに近い」くらいまでは圧着できたので、
    計算では厚み0.125mmの両面テープを使う予定だったが、
    急遽「0.09mm」の両面テープに材料を変更する事にしました。
  14. 厚み「0.09mm」の両面テープで、SSDに貼り合わせます。
  15. 念のため、全体の厚みを測ります。
    一番厚い部分で「9.5mm」より気持ち厚みがある感じでした。
    9.52〜9.53mm程度でしょうか。
    この程度なら、大丈夫だろうと思い、次の作業へ。
  16. 自作のスペーサーを貼ったSSDを、ケースに組み込みます。
  17. 蓋を閉める時には、強い抵抗感もなく、
    丁度しっかりと収まった感触でした。
    念のため、上下左右に振って、遊びが無い事を確かめます。
    前回の失敗品で感じた、僅かな緩みの感触は無く、
    しっかりと蓋の内側に密着している感触です。

<完成>

  • 蓋をする前


  • 蓋をした後


蓋したら、見えませんね。(^_^;)
余談ですが、
最近では、透明筐体の2.5インチケースが売ってるみたいです。
自作スペーサーが見えるように、それにしようかしら。( ̄▽ ̄)

<原価計算>

材料を全て百均で買い揃えたとしたら、出費は¥324なのですが、
その材料で、同じものが幾つも作れてしまうので、
1個製作するのに使った「量」を元に原価計算してみます。
下記の表は、実際に私が使ったものを元にしています。
(小数点未満第三位で切り上げしている)

品目 購入
価格
(税込)
内容量 使用量 使用単価
アルミ線 ¥108 4m 290+(50+80)×2
=550mm
108÷4000×550
=¥14.85
アルミテープ ¥108 7m (87.38×2)+(80×5)
=574.76mm
108÷7000×574.76
≒¥8.87
両面テープ ¥121 20m (50+80)×2
=260mm
121÷20000×260
≒¥1.58
合計 ¥337 ¥25.30

今回の材料と工程でなら、
計算した結果、1個のスペーサーを自作するのに、
「約¥25.30」で済む事になり、市販品に比べ
10分の1〜20分の1の原価となる事になります。
…手間は随分と掛ってしまったが。(^◇^;)





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【Mac】VLCで「レジューム」を有効にする

  • 2018.02.10 Saturday
  • 21:22

『VLC』プレーヤー、便利なんですけど、
設定方法がイマイチ分かりづらいですよね。

今回は、
『VLC』プレーヤーの「レジューム」機能を有効にする方法です。

レジューム機能とは、再生していたファイルを途中で終了した場合、

次に再生するときに前回終了した位置から再生を始める機能の事です。

『VLC』を起動したら、メニューバーから
「VLC」→「環境設定」を選択し、
開いた環境設定ウインドウの左下、[すべてを表示]をクリックします。
左側の「入力/コーデック」一覧から、
「インターフェイス」→「メインインターフェイス」→「macosx」を
選択し、
「振る舞い」の「再生停止位置の保持と再生再開」の選択肢で「常に」を
選択し、
右下の[保存]ボタンをクリックします。

これで、「レジューム」機能が有効になりました。

 

 

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