TS抜きパソコンを作った時の回想<準備編>◆2017.11.05加筆

  • 2017.10.11 Wednesday
  • 21:24

TS抜き用のパソコンを作ったのは今年の1月頃ですが
当時の事を回想しながら記事にしたいと思います。

 

【目次】

<そもそもの経緯と動機>

<事前調査と計画始動>

<経費の試算と導入計画>

<実際の購入の概要>

<次回予告>

 

まず準備には半年くらいかけました。

それ以前の経緯まで遡ります。

 

<そもそもの経緯と動機> [読み飛ばして次の節へスキップする] [目次へもどる]

一昨年の後半に、

使っていたAV家電のPanasonic DIGAがイマイチ調子が悪くて

買い換えを検討し出したんです。

幾つかの機種を調べると、

どうやら今のレコーダーは昔のものとはDVDに関する仕様が

結構違って来ているようなので、

古い機械で録画したDVDが見れるのか心配になり、

古い仕様のままでの最終モデルと呼べそうな機種を探して、

それを中古市場で購入するつもりでいました。

 

新しい機械を買う前に充分な調査も必要だと考え、

古い機械のHDDに溜まったままの録画を、

新しい機械に移動する方法として、楽な方法を検討し始めた頃です。

そもそもが、

日本のHDDレコーダーは、個体識別するような仕様になっていて、

単純にHDDの載せ替えや、外部に繋ぎ直しても、

別の機械では観れないようです。

そのため機械同士で「ムーブ」する為の仕様になっていなければ、

全部DVDに書き出すしか方法がないようなのです。

 

その辺りの不便さと、

善良な消費者無視の仕様(邪悪な利用者は意識しまくりなわけだ)に

不満を募らせていたところ、

『TS抜き』という言葉に初めて私が出会います。

そしてそれに関する事を色々と調べ出すと、途端に魅了され

「私もやってみたい」と強く思うようになりました。

ですが、費用がそれなりに掛かってしまうのと、

私が主に使っているMacでは、実現がほぼ不可能に見えるということです。

そこから数ヶ月、悩む事となります。

 

<事前調査と計画始動> [読み飛ばして次の節へスキップする] [目次へもどる]

そして

「やはり、TS抜きパソコンを構築した方が無難そうだし、その方が後々を考えれば尚更良い」と

思い立ち、TS抜きパソコン起動に向けて動き出す事となりました。

TS抜きパソコンの主な特徴は以下の通りになります。

長所:

  • 一度TS抜きをしてしまえば、その録画ファイルは何度でも複製ができるので、バックアップが容易であり、事実上永久に保存できる。(DVDやBlu-rayは半永久ですらなく有限であり、いつか必ず内容が消える記憶媒体)
  • 自由にカットをして無駄な部分を排除し、容量を節約できる。
  • 好きなように圧縮しておけるので容量節約する事も出来るし、逆に、作品によっては高画質のままHDDに溜め込んでおける。
  • 録画した機器ではなくても再生できるので、録画を収めたストレージを他の機器に使い回せる。
  • 録画した機器が壊れて再生不可能になっても、ストレージのファイルが無事なら他の機器で再生できる。
  • 他の家電レコーダーでも再生可能なディスクが焼ける。
  • EPG予約のソフトを利用すれば、録画予約が非常に楽になる上、確実性が高まる。
  • 多くの放送局を同時に録画しようと考えた場合、全体はコスト的に安くなる。

短所:

  • 違法行為に直結しないが、所謂グレーゾーンと言われる行為であり、放送業界が将来的には対策を施し、その機材が役に立たなくなる可能性がある。(といっても向こう十年くらいは大丈夫だろう)
  • TS抜きが出来る周辺機器かパーツが必要になるのだが、これの選択肢が非常に狭い上に、やや高価な代物となる。
  • TS抜きが出来る周辺機器もパーツも、メーカーのサポートや取説が初心者向けではなく、上手く使う為にはある程度の知識や経験を要する。
  • Macに対応している機材はなく、苦手なWindowsかLinuxで運用しなくてはならない。
  • 機器・機材や目的の性格から、ノートパソコンには向かない。(やれないわけではない)

更に、それに加え、

私の場合、新しいパソコンを買い足すところから始めないと

実現が難しいという結論に至ったのです。

それまで持っていた機器で

WindowsかLinuxを運用しTS抜きパソコンを構築しようとすると、

  • 15インチのノート型パソコン(Windows7)
  • 10インチのネットブック(Windows XP)
  • ミニタワーのデスクトップ(Windows XP)
  • Windows 98以前の更に古い機器
  • Macが何台か

しかなく、15インチのノート型パソコン以外には

荷が重過ぎるか不可能という有様でした。

唯一できそうな15インチのノート型パソコンも、

TS抜きに常用するならば、

何処かに据置にしなくては安定性を欠くだろうと思われた為と

TS抜きを実際に実行する機体と、

カット・編集・圧縮・書き出しを行う機体は別にしたかったのです。

カット・編集・圧縮・書き出しに関しても、

比較的負荷が大きい作業になりますから、

非力な機体では効率が悪くなるのが目に見えますので無理があります。

すると、Macで全部できればいいのですが、

TS抜き動画のカット・編集ができるソフトがフリー圏内には見当たらないので、

結局出費が嵩張る事となってしまいます。

であるならば、ここは諦めて、

新たに1台Windows機を導入し、それをTS抜き録画専用にし、

既存の15インチのノート型パソコンをカット・編集・圧縮・書き出しに専任し、

Macでできる範囲の補助をするという形が良さそうだと、結論づけます。

 

<経費の試算と導入計画> [読み飛ばして次の節へスキップする] [目次へもどる]

さて、概要は頭にイメージできたものの、

どの程度の費用が総額でかかるか見当をつけなくてはなりません。

私は生活困窮者に該当すると思っていますが

(平均年収なんて遠い存在の低収入世帯)、

10万も20万も掛かるようでは実現の見通しはかなり暗くなってしまいます。

できれば、5万円前後で収めたいところです。

 

まず、メインとなるのがTS抜きができるチューナーです。

選択肢が狭いとは言え、幾つかは選べました。

最初は未経験なので、ネッ上に情報が溢れているものに絞り込みました。

  • USB接続の外付け型は、接触が不安定になったり他のコードが当たったりすると動作不良の要因になりますので避けました。
  • チュナー数が1+1では足りないと思い、2+2以上に絞りました。

すると、選択肢は以下のようになりました。

(「⦅⦆」二重カッコで記載してある箇所は当時不明だった)

メーカー 型番 接続方式

チューナー

対応OS

B-CAS

スロット

当時の

実勢価格

PLEX PX-Q3PE PCI-Express×1

 地デジ×4

  +

 BS/CS×4

Windows

XP〜10

⦅内蔵⦆ 二万円前後
PLEX PX-W3PE V2.0 PCI-Express×1

 地デジ2×

  +

 BS/CS×2

Windows

XP〜10

 内蔵

二万円台前半

PLEX PX-W3PE V1.3 PCI-Express×1

 地デジ2×

  +

 BS/CS×2

Windows

XP〜10

 内蔵 一万円前後
PLEX PX-W3PE (無印) PCI-Express×1

 地デジ×2

  +

 BS/CS×2

不明  内蔵 一万円前後
アースソフト PT3 PCI-Express×1

 地デジ×2

  +

 BS/CS×2

Windows

XP〜10

 無し

二万円

〜三万円

アースソフト PT2 PCI

 地デジ×2

  +

 BS/CS×2

Windows

XP〜10

 無し 一万円前後
アースソフト PT1 PCI

⦅地デジ×2

  +

 BS/CS×2⦆

Windows

XP〜10

 無し 不明

※PX-W3PE4とPX-Q3PE4は、当時まだ出ていなかった。

 

この中から、

2+2チューナーで一万円前後か、

4+4チューナーで二万円前後かで迷いましたが、

一旦は、「PLEX PX-W3PE V1.3」にしようと決めていました。

が、他の要件を洗い出すのに何日も掛かっていて、

そのうちに「PLEX PX-Q3PE」が¥16,000台まで値下がりしていたのです。

私は「後継機が控えていて、在庫処分の安売りではないか?」と推測し、

値が下がっているうちにこれを選択する事にしました。が、

また何日かしているうちに、ショップによっては完売となり、

扱っているショップ数が減って来て、価格もジリジリと戻し始めていたのです。

本当は、一切合切調べ尽くしてから購入するつもりでしたが、

モタモタしていると、手に入らなくなるか、価格が上がってしまうと思い、

フライングで購入。購入時の価格が送料込みで¥19,800だったと思います。

他の一切合切がまだ用意できていない状態でしたが、

粗方の調べはできていたので踏み切りました。

 

当時の概算の予算がこうなります。

メモ書きを無理矢理表計算にしたような雑な表ですが( ̄◇ ̄;)

なんにせよ、

全部買いそろえて総額で五万円以内に収まるかもしれないと解り、

計画をスタートさせる事となりました。

(チューナーボードだけ買った時点では、まだ計算途中だった)

 

<実際の購入の概要> [読み飛ばして次の節へスキップする] [目次へもどる]

と言っても、面白い話のひとつもなく、淡々と事が進んで行きます。

  • 「PLEX PX-Q3PE」とカードリーダー(念の為)は『風見鶏』で購入。
  • パソコン本体は『じゃんくワールド』にて、
    上記の予算書兼要望書を渡して
    良さげな機体を中古で探して貰いました。
    翌日には連絡が貰えて実機を確認。
    問題無さそうなのでそれを購入。
    「MouseComputer」のSPR-なんちゃらという型番で、
    あとで調べ直したら
    「Sofmap」のバーガーパソコンの類いである事が判明。
  • プロセッサは「i5」とやや中途半端だが
    i7にすると高くなってくるのでそこは我慢。
  • メモリは4GB搭載で、取り敢えずは増設後回し。
  • ビデオボードもプロセッサーに内蔵されているので、拡張は後回し。
  • ディスプレイは、元々持っていた物で他の機器と兼用。
  • OSはWindows 7 Home 64bitが入っているので当座はこのまま。
  • 「Windows Media Center」が使える事を実機で確認。
  • リカバリ用ディスクを作成、外付けバックアッブの準備。
    外付けHDDは元々持っていた物を流用。
  • 内蔵していた光学ドライブは、
    起動音が五月蝿いので電源ケーブル抜いた。
  • 元々持っていた500GBのハードディスクに
    既存のOS起動ディスクを丸まるクローンしてこれを主に使う事にする。
    元々入っていたHDはバックアップとして購入時のまま保存しておく。
  • 別途、元々持っていた320GBのHDを内蔵し、データ専用ドライブとする。
  • 「PLEX PX-Q3PE」用に、超小型のヒートンクを発注。
    (届くまでに一ヶ月くらい掛かった)
  • HDDリムーバブル化は追々やるとして当初は内蔵のもので運用する。
  • アンテナは集合住宅なので既に備え付け。
  • アンテナケーブル、分波器、B-CASカードは
    元々使っていたテレビから差し替えた。

※地上波やBS/CS等の無料放送を視聴するには、青カードや赤カードが必要です。
※有料放送を契約して視聴するためには、赤カードが必要です。
※スクランブル解除処理は、私的利用の範囲内あるいは開発試験研究利用等の範囲内で、自己責任で行ってください。

  • ネット環境は閉鎖型にはせず、繋いだ方が便利なので、
    「Norton Internet security」のデバイスを追加。

実費はここまでで一通り必要なものが揃って、

品目 品名等 実費
チューナーボード PLEX PX-Q3PE ¥19,800
カードリーダー SCR3310/v2.0 ¥1,799
中古PC本体 MouseComputer ¥12,500
ヒートシンク マイクロ ¥375
セキュリティ Norton ¥914
合計 ¥35,388

合計¥35,388と充分まだパーツを買い足す余裕があります。

 

意気揚々だが、苦労するのはまだ後なのであった。

<次回予告>

TS抜きパソコンを作った時の回想<製作編>」 [目次へもどる]

 

<ご注意>

当ブログ筆者は、

知的財産権の侵害は推奨しておりません。

TS抜き自体はグレーでも、

録画した映像を流布すれば殆どの場合で違法となります。

くれぐれも、個人的利用の範囲でお楽しみ下さい。

 

 

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