【自作】爪切り立て小箱/その4◆2018.04.01加筆

  • 2018.03.23 Friday
  • 22:15

爪切りを立てて収納する小箱を自作します。
設計と型紙の作成には『FreeCAD』を使います。
どのように作成するのかを掲載して、
『FreeCAD』のチュートリアル的な事も記事にしたいので、
そうすると膨大な文量になってしまう為、何回かに分ける事にします。

【前回まで】


<その4の完成画像>


今回の「その4」では、
外観イメージを元にして、側壁を作っていきます。


<準備>

  • 製図には、
    前回に引き続き『FreeCAD Mac版』ver0.16を使っています。

<工程>

  1. 前回の続きから始めます。
  2. まず、立体イメージの画像の、
    手前面をクリックして選択状態にします。
    (斜めからの視点「不等角投影ビュー」の場合、図形の手前側は左手前側になります)
  3. ワークベンチメニューから「Sketcher」を選択します。
  4. 「新規スケッチを作成」ボタンをクリックします。

    すると、自動的に手前からの視点の「正面図ビュー」に変わり、
    新しいスケッチが開きます。
    • この時のスケッチは単純に正面(XZ面)と平行なだけではなく、
      事前に選択状態にした面の位置(Y座標)に存在します。
      意味が分かり辛ければ、何か描画した状態で、
      「不等角投影ビュー」に切り替えたり、
      視点を回転させてみて下さい。
      事前に選択状態にした面に張り付くような位置にスケッチが存在している筈です。
  5. 「外部形状にリンクするエッジを作成」ボタン
    クリックします。
  6. 事前に選択している面の左右の辺(エッジ)をクリックします。

    すると、紫色のエッジが描画されます。
    • この紫色のエッジは、そのスケッチの外にある形状を元に描画されています。
      外部形状を基準にしてスケッチを描けるわけです。
  7. 「ツールバーまたは選択したジオメトリーを補助モードと切り替えます」ボタンをクリックして補助モードを解除します。
    すると、ツールバーの作成ボタンの線が青色から白色に戻ります。
  8. 「スケッチ上に長方形を作成」ボタンをクリックします。
  9. 先ほど描画した2本の
    「外部形状にリンクするエッジ」を取り囲むように、
    長方形を描画します。
  10. その長方形の右下の頂点と、
    右の「外部形状にリンクするエッジ」の下側の頂点を
    クリックして選択状態にしてから、
    一致拘束にします。


  11. 同様に、
    長方形の左上の頂点と、
    左の「外部形状にリンクするエッジ」の上側の頂点を
    クリックして選択状態にしてから、
    一致拘束にします。

    すると、「完全拘束」になる筈なので、
    長方形の線(エッジ)が白色から黄緑色(やや明るい緑色)に変わります。

    (上の写真は、「外部形状にリンクするエッジ」が長方形の左右の辺の上に重なっている状態なので、長方形の左右の線が目には見えないが、存在している)
  12. 「コンボビュー」の「タスク」の「Close」ボタンをクリックして、
    スケッチを閉じます。
  13. 今描いたスケッチをまた押し出すので、分かりやすくする為に
    視点を「不等角投影ビューに切り替えます。
  14. 今描いたスケッチのLabel名が「sketch0001」のままでは、
    後で分かりづらいので、変更しましょう。
    私は「壁前(XZ面)」にしました。
    • Label名は「ビュー」ではなく「データ」タブにあります。
      「コンボビュー」の一番下のボタンで切り替えてください。
  15. ワークベンチメニューから「Part」ワークベンチに切り替えます。
  16. さっきの「壁前(XZ面)」が「コンボビュー」で選択されている状態で、
    「選択したスケッチを押し出し」ボタンをクリックします。
  17. 「コンボビュー」の「タスク」で、
    「Y」の項目を「0.75」に変更します。
    • 0.75(mm)という数値は、材料の厚みです。
    同様に、「Z」の項目は「0」に変更します。
    • 毎回初期値が「1」になっているので注意が必要です。
      気づかずにそのままにしておくと、不要にZ方向に1(mm)押し出してしまいますので、必要ない場合はいちいち「0」に変更しなくてはなりません。
    「ソリッド作成」のチェックを入れたら、「OK」ボタンをクリックします。

    すると、
    先ほどのスケッチが「Y」方向、つまり「外観イメージ」の内側に
    0.75mm押し出されます。
  18. 今作成した「Extrude001」のLabel名も変更しましょう。
    私は「壁前」にしました。
    • 項目内の文字列をキーコンビネーションでコピー&ペーストする事もできますが、『FreeCAD』の仕様では、入力モードが「英数」になっていないと、オブジェクトのコピー&ペーストになってしまうようですから注意して下さい。
      キーコンビネーションではなく、右クリックでコンテキストメニューを開く方法であれば、入力モードは何でも関係ないようです。
  19. 今度は、反対側の「背」になる壁を作りますので、
    視点を「背面図ビュー」に変えます。
  20. 「外観イメージ」の背面部分をクリックして選択状態にします。
  21. ワークベンチメニューから「Sketcher」ワークベンチに変えます。
  22. 「新規スケッチを作成」ボタンをクリックします。
  23. 先ほどと同じ要領です。
    「外部形状にリンクするエッジを作成」ボタン
    クリックします。
  24. 事前に選択している面の左右の辺(エッジ)をクリックします。
  25. 紫色のエッジが描画されたら、
    「スケッチ上に長方形を作成」ボタンをクリックして、
    長方形を描画します。
  26. その長方形の左下の頂点と、
    左の「外部形状にリンクするエッジ」の下側の頂点を
    クリックして選択状態にしてから、
    一致拘束にします。
  27. 長方形の右上の頂点と、
    右の「外部形状にリンクするエッジ」の上側の頂点を
    クリックして選択状態にしてから、
    一致拘束にします。
    これで「完全拘束」になる筈です。
  28. 「コンボビュー」の「タスク」の「Close」ボタンをクリックして、
    スケッチを閉じます。
  29. 今描いたスケッチのLabel名「sketch0002」を変更しましょう。
    私は「壁背(XZ面)」にしました。
  30. 視点を「不等角投影ビュー」に切り替えます。
  31. ワークベンチメニューから「Part」ワークベンチに切り替えます。
  32. さっきの「壁背(XZ面)」が「コンボビュー」で選択されている状態で、
    「選択したスケッチを押し出し」ボタンをクリックします。
  33. 「コンボビュー」の「タスク」で、
    「Y」の項目を「0.75」に変更します。
    (本当は「-0.75」なのだが一度間違った)
    同様に、「Z」の項目は「0」に変更します。
    「ソリッド作成」のチェックを入れたら、「OK」ボタンをクリックします。

    すると、
    先ほどのスケッチが「Y」方向、つまり「外観イメージ」の外側に
    0.75mm押し出されます。
  34. そうです。
    先ほど、「Y」の値を間違えて「0.75」にしてしまったので、
    本来は内側に押し出したいところを、外側に押し出してしまったのです。
    (違いが分かりづらい場合は、表示を拡大してみて下さい)
    修正方法は幾つかありますが、
    今回は、直接データ値を修正する方法でやります。
  35. 左側の「コンボビュー」の「モデル」で
    「ラベルと属性」の列から、
    今作成した「Extrude002」をクリックして選択します。
  36. 一番下のタブボタンは「データ」で
    「プロパティ」の列に「Dir」という行があります。
    その左端の▶︎をクリックするか、「Dir」の文字をダブルクリックすると
    詳細が開きます。
  37. 「X」「Y」「Z」と項目があります。
    今修正したいのは、「Y」の値です。
    「0.75」になっている筈ですから、これを「-0.75」に変更します。
  38. 項目の枠が水色のままでは、変更した値が図形にまだ反映されません。
    [return]キーを押すとか、何もないところをクリックするとかすると、
    変更が決定されて、図形に反映されます。
  39. 表示を拡大してみると違いはよく分かります。
    「外観イメージ」の内側に押し出されているのが正しい状態です。
  40. 今作成した「Extrude002」のLabel名も変更しましょう。
    私は「壁背」にしました。
  41. これで、手前側と背後側の壁が作成できました。

    『FreeCAD Mac版』は、
    万一のクラッシュの際に、データを復旧する機能もありますが、
    その成功率は低いようです。
    マメに保存しておく癖をつけておすないと、
    或る日突然、膨大な労力を失う事になります。
    なお、
    保存の度に履歴を残す設定にもできます。
    画面上部のメニューバーから
    「FreeCAD」→「Preference」と選択し、
    左側の一覧から「標準」を選択、「ドキュメント」タブを開くと
    その真ん中辺りに、
    「ドキュメントの再セーブ時にバックアップファイルを作成」
    という行がありますので、それにチェックを入れて下さい。
    その右側の数値を変更することで、履歴の数を変えられます。
    私は「10」で普段やっています。

<次回予告>

次回の「その5」では、
左右の側壁を作っていきます。
【自作】爪切り立て小箱/その5





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