600mm級の透明カッターガイド【自作】第三段階
- 2018.03.02 Friday
- 21:04
先日作った、600mm級の透明カッターガイド、
「600mm級の透明カッターガイド【自作】」
これを更に改良します。
ネタ的には
「【自作】保護付きカッターガイド」でやったものと同じですが。
先日、第二段階にしました。
「600mm級の透明カッターガイド【自作】第二段階」
今回の第三段階では、怪我防止のガードレールを貼り付けます。
<完成写真>
<準備>
- 材料
- 600mm級の透明カッターガイド/第二段階
- 先日自作した、第二段階のものです。
- まだ片面の保護シートを剥がしていません。
- 透明PETアングル(10×10×1000mm/厚み0.8mm)
- 断面が「L」字型をしている透明な棒状の素材です。
- これが、「ガードレール」部分になります。
-
金属製を使わずにPET材製を選んだのは、「透明」で下が透けて見えることを優先したからです。
透けなくても良ければ、金属製のものを使った方がより安全です。 - 透明三角補強棒(3×3×1000mm)
- 上記のPETアングルを補強します。
- 下が透けて見えることを優先して、透明のものを選びました。
-
透明フィルム両面テープ(幅8mm)
- 下が透けて見えることを優先して、透明のものを選びました。
- 幅10mmのペットアングルを貼り合わせるのに使いますので、それよりやや幅の狭い8mmのものが扱いやすくて良いです。
- 透明の両面テープ(幅5mm)
- 下が透けて見えることを優先して、透明のものを選びました。
- 幅6mm(3×3mm)の三角補強棒を貼り合わせるのに使いますので、それよりやや幅の狭い5mmのものが扱いやすくて良いです。
- 今回私は、透明で幅5mmの物が手持ちになかったので、幅10mmの物を半分に割いて使っています。
- 道具
- カッターガイド
- 幅5mmの両面テープがあれば、道具としては使いませんが、素材としてではなく、道具としても使います。
- スケール
- 長さや幅を測るのに使いました。
- 今回は、コンベックス型が作業しやすいと思います。
- 超極細の油性ペン
- 寸法を素材に印すのに使います。
-
今回は鉛筆はNGです。
色は赤でなくてもいいです。
太いものはやり辛いので超極細が良いです。 -
私は、「ゼブラ」の「
マッキーケア」を使っています。
- カッター
- 普通のカッターで構いませんが、グリップが太くて握りやすいものが扱いやすいと思います。
- 刃はよく切れるものが良いです。私は「オルファ」の「特専黒刃(大)」を使っています。
- ホビーのこ
- 小さな鋸です。細かい作業に向いています。
- 私は、「オルファ」の「ホビーのこ」を使っています。
- ハサミ
- 普通のものでOKです。
- 両面テープを切るのに使います。
- 研磨ブロック
- 研磨紙を挟んで使うものです。
- 平面を使って、平らに削ることに向いています。
-
私は、「好川産業」の「
アテゴム」を使っています。
- 研磨紙
- 今回は、面取りに使います。
- #400〜600番程度で荒削りし、#1000番程度で仕上げると、手触りも良くなります。
- キッチンペーパーか不織布
- 貼り合わせる面の脱脂に使います。
- アルコール剤
- 貼り合わせる面の脱脂に使います。
- キッチン用のものでOKです。
- 卓上クリーナー
<工程>
と、言っても、材料を長さを合わせて切って貼るだけですが。
- まず、PETアングルを、元になるカッターガイドより、1mm〜2mm程度短く切るために、印を付けます。
-
同様に、三角補強棒を、PETアングルを切る長さより、1mm〜2mm程度短く切るために、印を付けます。
- 若干短めにする理由は、両端をやや内側にした方が、衣類などに引っ掛かりにくくなるからです。
- PETアングルを切ります。
- カッターマットの上に置いて、片面ずつ、アングルの内側からカッターで切るとやり易いです。
- 或いは、角材などを敷いた上にPETアングルを被せて、外側から角材ごと切ってしまう方法もあります。
- 幅5mmの両面テープがあれば必要のない工程ですが、幅10mmの両面テープを半分の幅にします。
- 大雑把で構いませんから、切った三角補強棒の長さの半分より若干長い長さに、幅10mmの両面テープを切ります。
-
幅10mmの両面テープを半分の幅に切るために印を付けます。
-
半分に切ります。
- 三角補強棒とPETアングルを脱脂します。
- アルコール剤で拭き上げて、乾拭きもして水気も取り除きます。
-
三角補強棒の斜面側を下にして置きます。
断面図で考えるとこういう向きと状態です。 -
丁度、頂点に幅5mmの両面テープの幅の真ん中が来るように端から端まで貼ってしまいます。
- この時、剥離紙が剥がれやすくなりますので、指で強く押さえて角に沿って折り曲げるようにすると、上手く貼れます。
- 両面テーブのはみ出した両端部分を切り落とします。
- この時、三角補強棒より、1mm程度短くなるように切っておくと、後で汚れが付着し辛くなります。
- 三角補強棒に両面テープがしっかり張り付くように上から何度か指で擦ります。
- 剥離紙を剥がします。
-
PETアングルの内側の隅に、三角補強棒の頂点が来るように張り合わせます。
断面図で考えるとこういう位置と状態になります。 - PETアングルの片面に、幅8mmの両面テープを貼り付けます。
- この時、PETアングルより、1mm程度短くなるように切っておくと、後で汚れが付着し辛くなります。
- 本体アクリルの保護シートを剥がします。
- そのままアクリルの面に触らないように気をつけていれば、脱脂の必要はありません。
- PETアングルに貼った両面テープの剥離紙を剥がします。
-
PETアングルを、素材のカッターガイドに張り合わせます。
- 貼る位置は、カッターガイドの天面で(底面には、先日の第二段階で滑り止めが貼られている)、ステンレス細板寄りで、アクリルの角に揃える位置がベストです。
-
ステンレス細板の面と同じ位置に張り出してしまうと、使用する時に刃が常に当たるようになって傷つき易いからです。
断面図で考えるとこういう位置と状態になります。 -
PETアングルの角を面取りして丸めます。
- アクリル本体の切断面も鋭利に角が立っていますから、若干面取りした方が手触りも良くなると思います。
<完成>
-
ステンレス細板側から見た写真
-
反対側から見た写真
-
透明度はこの程度あります。
シリコーンゴムのシート、両面テープ、アクリル本体、両面テープ、PETアングル、と重ねていますが充分に透明ですね。
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