棚板下パイプハンガーの改善
- 2018.01.01 Monday
- 18:50
以前、棚板下にパイプハンガーを自作したのですが、
長すぎたのか、素材が柔らかすぎたのか、荷重を掛けすぎなのか、
完全にたわんでしまい、今にも折れそうな雰囲気になってたんですね。
ちなみに長さ約1400mm、材質はメッキされた鉄、パイプ外径12.9mm。
そこで、真ん中にもう一本、「首長ゲンコ」を入れて補強しました。
<完成写真>
<準備>
- 材料:
- 今回追加の材料は、これだけ。
-
- 首長ゲンコ/通し(呼び径13mm/穴内径13.2mm/パイプ芯高52mm)、ネジ4本付き
- 道具:
-
- 電動ドリル
- ビットはネジに合わせて、+#1のミドル長。ショートだと届かない。
- ネジパテ
- 既存の「ゲンコ止め」を一旦外すので、ネジ山の補強に使います。
- マスキングテープ(木部塗装用)
- 仮止めに使います。
- 電動ドリル
<工程>
- まずは、掛けてある物を全て降ろしてどけます。
余計な荷重が掛かっていては作業できません。 - 次に片側の「ゲンコ止め」を外すのですが、
4本あるネジを全部完全に抜いてしまうのではなく、
外側の1本はちょっと緩めるだけで抜かずに残します。- こうする事によって作業を楽にします。
- ネジが1本残ったままでも、ゲンコを少し回せばパイプは外れる筈です。
- その状態で、今回追加する通しのゲンコをパイプに通してしまいます。
- 外したゲンコ止めを一旦、ネジを締めて仮止めし、
パイプの位置を元の場所に合わせます。- この時、ネジをしっかり奥まで締める必要はありません。
- 4本ともネジが通っていれば、緩みがちょっとあるくらいで良いです。
- 追加したゲンコ通しを、パイプ長の真ん中に合わせて、天井(棚板)に仮止めします。
- この時、マスキングテープで仮止めするのですが、
四つのネジ穴全てを避けて仮止めするのは難しいので、
一つだけ穴を避けてテーピングします。
- この時、マスキングテープで仮止めするのですが、
- 避けてあるネジ穴にネジを締めるのですが、
一杯まで閉め切らずに寸止めして、緩みを持たせておきます。 - 仮止めしてあるテーピングを、もう一つの穴だけ外し、
同様にネジを締め寸止めします。
- この段階で一度、パイプがまっすぐになっているか、
ゲンコに無理な力が掛かっていないか確認します。
- 問題なければ、真ん中のゲンコ通しのネジをを4本とも本締めします。
- 緩めたままのゲンコ止めのネジを4本とも全て外してしまいます。
- 今回はこの元の穴に、再びネジを締める事になるため、ネジ山の補強が必要です。
- ネジパテを押し込んでやります。
ネジパテがなければ、木工パテでも構いませんが、
細い穴になかなか上手く入れる事ができないでしょう。- 細めのストローを切って短くし(3cm〜4cmくらい)、
その中に一旦木工パテを詰め取り、
爪楊枝や竹串などの尻で押し出してやれば、注射器の要領で押し込めます。
- 細めのストローを切って短くし(3cm〜4cmくらい)、
- 本来は、パテが完全に硬化してからネジの下穴を空け直してやるのですが、
今回はちょっと横着して、
そのまま直ぐゲンコ止めを戻して、4本とも全部ネジを締めてしまいます。- この時、一度外したネジ穴を再利用しているので、
山が弱くなっている筈ですから、充分注意して締め過ぎないように。
- この時、一度外したネジ穴を再利用しているので、
- 締め忘れのネジがないかよく確認したら、
パイプが真っ直ぐになっているか、もう一度確認して完了です。
- 新設した真ん中のゲンコ通しと、
弄っていない反対側のゲンコ止めの区間は、もう物を掛けても大丈夫ですが、
弄った側の半分にはネジパテが硬化するまで、
24時間〜三日間ほど、負荷は掛けないようにしましょう。
<完成>
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