電源プラグを格好良く?
- 2017.12.03 Sunday
- 21:54
今回は、
白色一辺倒の無愛想な電源プラグにアクセントを付けてみました。
ネタを先にバラすと、刻印に墨入れをしただけですが。
DIYと言うか、工作というか、
もはや塗装に該当するのかも怪しいですが。☆笑☆
<準備>
こちらが無愛想な電源プラグ。
刻印の文字もそのままでは読み取り辛いですね。
「W」と黒マジックで記入されているのは、
こちらが「ホワイト線」だという意味です。
それでは、今回の主役たちの紹介です。
- 新聞紙
- 塗料を使うので何かを敷いた方がいいでしょう。
- エナメル塗料/チタンシルバー
- お好みで。
- エナメル塗料用うすめ液
- これが無いと、墨入れは不可能です。塗料と同じ系統のものを使いましょう。
- 塗料用小皿×3ヶ
- これも今回は必須でしょう。3個あるのは、墨入れ用に塗料を薄める為にひとつ。筆洗い用にひとつ。洗った筆のすすぎ用にひとつ。という内訳です。
- 小皿のドダイ(自作)
- 小皿が軽すぎて扱いづらいので、マグネット吸着させる土台を以前作りました。ダンボールを三角柱状になるように折り曲げて、天面にマグネットシートを貼っただけのものです。
- 極細面相筆
- 墨入れは、なるべく細い筆を使った方がやりやすいです。
- スポイト
- 無くてもやりようはありますが、あった方が圧倒的にやりやすいです。青いテープに何か書いてあるのは、系統によって使い分ける為です。写真に写っているスポイトは、「エナメル系専用」にしている個体です。キャップは自作です。
- 不織布
- これは、あまり拘る必要はありませんが、毛羽立ちを嫌う場面では、ティッシュやキッチンペーパーよりも、断然優れています。
<工程>
と言っても、特筆するような内容はあまりありませんが。
以下は、私のやり方ですが、好みにより十人十色でしょう。
※換気は良くして実施した方がいいです。
- まず、小皿の埃を不織布で拭き払います。
- エナメル塗料の瓶の、蓋がしっかり閉まっているか確認します。
- 蓋は閉めたまま、瓶をシェイクして沈殿分離している内容物を撹拌します。(開けて棒で撹拌する人も居る)
- エナメル塗料の蓋を開ける前に一旦、置きます。(中の雫を下げる為)
- 次に、うすめ液の瓶の、蓋がしっかり閉まっているか確認します。
- 蓋は閉めたまま、瓶を軽くシェイクします。(必要無いとは思うが気休め程度に)
- うすめ液の蓋を開け、スポイトに液を採ります。
- 各小皿に三滴ずつ取り分けます。(量は好みによる)
- スポイトの中に余った液は、瓶に戻し、蓋をしっかり締めておきます。
- 面相筆の毛をいずれかの小皿の液に一旦浸し、小皿の上を撫でるようにして雫を切ります。
- 不織布で面相筆の毛を拭き、余分な液を取り除きます。
- 塗料の蓋を慎重に開け(雑にやると雫が垂れる)、中身が撹拌済みで均一である事を目視で確認。(場合によっては撹拌をやり直す)
- 瓶の中の塗料に面相筆の毛の7〜8割程度まで浸し、瓶の縁で軽く雫を払います。
- その塗料の付いたままの面相筆を、小皿のうすめ液に浸して撹拌します。筆を洗っている要領ですが、その希釈された状態の塗料を使うので、小皿に作ったのです。原液のままの塗料では、墨入れには濃すぎてNGです。
- よく混ぜたら、そのまま小皿の縁で雫を払います。
- 電源タップの刻印の上に、毛先で「ちょん」と軽く触れるだけ(針先で突っつく要領)で、溝に沿って希釈塗料が広がります。
- 同じ要領で、希釈塗料が回ってい無い刻印溝に墨入れしていきます。
- この時、溝から若干はみ出しても気にしなくていいです。(あとで仕上げる)
- 一通り墨入れしたら軽く風に当て(半乾きで良い)、二度、三度と墨入れを繰り返します。何度か繰り返すと色が濃くなりますが、数多くやっても、あまり代わり映えが見えなくなっていきますので、二〜三度塗りで充分かと思います。
- 二番目の小皿で、一旦筆を洗い、三番目の小皿ですすぎます。すすぎに用に塗料が滲み出てくるようであれば、洗いが足り無いでしょう。(元々希釈された塗料なので)
- 小皿の縁で毛先の雫を払ったら、不織布の上を軽く二〜三度撫でて余分な液を取り除きます。
- その湿った状態の筆で、先にはみ出した部分を撫でてやり、取り除きます。
上の写真が、はみ出しがある状態です。(若干ピンボケもしてますが)
下の写真が、はみ出しを筆先で撫で取ったあとです。
この時、ちょっとしたコツがあります。- 筆をなるべく水平に近く寝かせた状態で、毛の横腹で払うように撫でる事。
- 毛先を溝に入れ無いように注意する。(折角墨入れしたのに掻き取ってしまわないように)
- 溝から遠い側から、溝に向かって「掃き掃除」する要領で撫でる。
墨入れする時は、「針先で突っつく要領」でしたが、今度は「掃き掃除する要領」です。
(単純には、筆先で取り除こうとしても中々上手くいきませんから、溝の中に追い込んでやるのです) -
一通り、掃き掃除が終わったら、乾燥させます。エナメル系の墨入れは、少し時間が掛かると思ってください。小一時間は触ら無いほうが賢明です。
- 後片付けです。
- 使用した筆は、小皿に取り分けたうすめ液で洗って濯いで、不織布で拭き取り、乾かしましょう。
- 使用した小皿は、ティッシュなどで拭き掃除して、仕上げは不織布で拭き上げてやると、毛羽も取れます。
- 小皿に取り分けて余った(使った)希釈塗料や洗浄後のうすめ液は、瓶に戻さ無いで廃棄した方が良いのですが、ティッシュや新聞紙に吸わせてやれば、燃えるゴミとして捨てられます。(滴り落ちるほど濡らした状態では駄目)
<完成>
うん。
無愛想だった電源プラグが、墨入れしただけで、ちょっぴり高級感が出ますね。
写真でよく見ると、まだ粗がありますね。( ̄◇ ̄;)
MADE IN CHINAは、ちょっと格好悪いけど、まあいいや。☆笑☆
という、大した内容ではありませんでしたが、
いざキーを打つと意外とそれなりの文量になってしまった。orz
というわけで、本日はこの辺りで。( ^_^)/~~~
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