たかが赤鉛筆。されど奥深し。◆2017.09.21加筆
- 2017.09.21 Thursday
- 12:26
『赤鉛筆』知らない人は、文明圏ではまず居ないであろう物。
子どもの頃使った記憶がある人も多いのではないでしょうか。
実は、この『赤鉛筆』、選択肢が色々とあるのでした。
「硬質」
「太芯」
「耐候」
と大雑把に言ってもこのくらいはあります。
そして、それぞれに個性がちょっとずつあるんですね。
世には、需要があるのに存在を知られる事無く消えて行く物もあります。
例えば、「硬質」の色鉛筆は、一度絶滅しかけた事があるらしいです。
というのも、期待ほどは売れなくて、メーカーが撤退していったらしいのです。
一時期は、幾つかのメーカーから発売されていたらしいのですが。
それに待ったを掛けたのがアニメ業界だったらしいです。
アニメのセル画を描く段階で、この「硬質」の色鉛筆をよく使うらしく、
生産終了に抗議する署名活動まであったらしいです。
私は、全く知りませんでした。
近年になり、やっとDIYをする余裕ができ、赤鉛筆で寸法付けをする機会が増えたのですが、
どうも、上手く細い線が引けなくて、ぐぐって色々と調べている内に知った事多くあります。
(色は「赤」でなくともいいのだが慣例的に「赤」を使う場が多い、目立つからだと思われる、材質の色によっては他の色鉛筆を使うのも由、材質によっては鉛筆でなく油性ペンを使うのも由)
ここでは、その一部をまとめました。
『硬質』 |
芯が硬め。 主にアニメーターに好まれていてIT社会における現代でもまだ需要はそこそこある。 |
銘柄の例 | 主な入手先 | |||||
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『太芯』 |
芯が太い。 細い線が引ける硬質とは別の意味で芯が折れ辛い。 主に建築関係や工場関係で好まれているらしい。 |
銘柄の例 | 主な入手先 | |||||
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『耐候』 |
芯に特殊な材質を混ぜ込んでいて、風雨や紫外線退行に強く消えづらい。 主に建築関連や屋外での作業に使われる。 |
銘柄の例 | 主な入手先 | |||||
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『油性ペン超極細』 |
近年では「超極細」も製造されていて、寸法付けにも使いうる。 赤鉛筆では書けない材質の時にはこれの出番。 |
銘柄の例 | 主な入手先 | |||||
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『シャープペン』 |
色々と性能が進化していて、昔に比べ色々な場面で使われるようになってきている。 建築用のものもあるくらい。 |
『シャープ用芯削り』 |
シャープペンの芯の先を鉛筆のように削る道具がある。 芯の太さによって使える物が違うので注意。 |
なお、色鉛筆は芯が普通の鉛筆に比べ柔らかい。
そのため、普通の鉛筆削りではなく、『色鉛筆用の鉛筆削り』を使うのがお勧めです。
それだけで削る角度が鈍角になるので、芯の切っ先が欠け辛くなります。
これらの他にもお勧めの物やショップがありましたらコメント下さい。
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